■楽天損保 火災保険でネット割引10%、ホームアシスト改定に伴い導入[2020年]
 楽天損保は2021年1月1日から住宅向け火災保険「ホームアシスト(商品名:家庭総合保険)」および地震保険料の改定を行うが、それに伴い、10%のインターネット割引を導入する。
 楽天損保は、これまで自動車保険「ドライブアシスト(商品名:個人用自動車保険)」で、顧客自身が加入手続きを行うインターネット契約に対してネット割引を導入していたが、火災保険についても、21年1月1日以降に保険開始となる契約から、日本初(20年8月末、同社調べ。住宅ローン利用者、取扱代理店案内の特定契約内容をインターネット上で確認・申込する人等に限定される割引を除く)となる火災保険のネット割引(10%)を導入する。
 ホームアシストの保険料改定は損保料率機構の火災保険料純率引き上げ、地震保険料率の引き上げを踏まえて行われるもので、対象:建物、保険期間10年、保険金額1000万円、所在地:東京都、新築、オールリスク補償、風・雹等免責金額0円、破汚損免責金額1万円、災害時諸費用なし―の試算条件の場合、水災リスク区分A区分のM構造(マンション等)の保険料は3万6400円、同T構造(耐火建物)は5万6000円、同H構造(その他の建物)は10万5700円となる。同じくB区分のM構造の保険料は4万4000円、同T構造は7万400円、同H構造は12万8700円で、C区分およびD区分のM構造の保険料は5万4800円、同T構造は9万800円、同H構造は14万6400円となる。
 これらに今回のネット割引を適用すると保険料は、A区分M構造で3万2760円、同T構造で5万400円、同H構造で9万5130円、B区分M構造で3万9600円、同T構造で6万3360円、同H構造で11万5830円、C・D区分M構造で4万9320円、同T構造で8万1720円、同H構造で13万1760円となる。
 自宅で手軽に保険加入ができるインターネット契約については、新型コロナウイルスの感染防止対策として有効なこともあり、楽天損保のホームアシストのインターネット契約は保険料ベースで対前年比28%増(8月末)と大きく伸びているとのこと。火災保険料の負担増を抑えたい顧客が多いところから、同社では今回のネット割引の導入は、顧客の保険料負担の抑制につながるとしている。
 同社のホームアシストは、ハザードマップに基づく水災リスクによって保険料が変動する日本初の火災保険で、7割(同社18年3月末保有保険金額ベース)が水災リスクが最も低いA区分になる。水災リスクの低い地域の人は、水災リスクの高い地域の人に比べて3割以上割安な保険料(東京―建物―M構造のA区分とC区分・D区分を比較)で加入できるとしている。
 なお、同社のホームアシストは、楽天IDを使ってインターネット経由で申し込むと、保険料支払額の1%分の「楽天ポイント」が付与される(保険期間1年につき、最大3000ポイント)。同社は、Fintechへの取り組みの一環として、引き続きITテクノロジーを活用した商品・サービスの開発を目指し、さらなるサービスの向上に努め、顧客が安心して日々の暮らしを送ることができるよう、人々と社会をエンパワーメントしていくとしている。