新しい民法と保険実務

編著者 弁護士法人 大江橋法律事務所 嶋寺 基 編著
出版社 保険毎日新聞社
発行日 2019年7月14日
体裁・価格 本体2800円+税/送料450円+税
A5判/248ページ
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民法の債権法に関するルールが120年ぶりに改正され、令和2(2020)年4月1日から施行される。
本書は、今回の債権法改正により、保険会社の実務に影響が生じる可能性のある規定(定型約款、錯誤、意思表示の効力発生時期、申込者の死亡、相殺、消滅時効、法定利率、中間利息の控除、契約の解除、保証等)を取り上げ、その改正内容と保険実務への影響を正しく理解するための指針となる実務書である。
各見出しには、【新設】(新たに規定が設けられたもの)、【変更】・【一部変更】(規定の内容が(一部)変更されたもの)、【明確化】(従来の解釈を明確化したもの)などが付けられ、改正点のポイントが一目でわかる表記となっている。
また、改正が行われていない規定についても、実務上知っておくべき重要な解釈や裁判例に言及することで、広く民法と保険実務との関係の理解を助け、新しい民法の施行準備のためだけでなく、施行後の実務においても、民法の適用が問題となる場面で参照していただける内容となっている。
今回の民法改正を機に、改めて民法の規定と現在の保険実務との関係を検証し、潜在的なリスクを早期に発見したうえで、より法的安定性の高い方向に改善していく姿勢が重要であるとし、約款の改定だけでなく、申込書等の帳票類の見直しや各種の契約書、業務フローの変更、マニュアルの修正等に至るまで、さまざまな準備の必要性を指摘する。
さらに、債権法の改正に続いて行われた民法の相続法においても、保険実務に影響が生じる可能性のある改正点について言及しており、生保・損保会社、共済団体等、すべての保険実務担当者にとって必携の一冊である。

■本書の内容:
1.保険分野における民法改正の意義
2.約款に関する改正
3.契約の成立過程に関する改正
4.債務の弁済に関する改正
5.損害賠償に関する改正 
6.契約の解除に関する改正 
7.債権・債務の移転に関する改正
8.債務の保証に関する改正
9.各種の契約に関する改正
10.相続法に関する改正
11.新民法の施行に向けた準備