保険実務におけるトラブル対応の理論と実践

編著者 吉澤卓哉/安田和弘/宮根宏一
出版社 保険毎日新聞社
発行日 2018年10月11日
体裁・価格 本体3400円/税込3672円/送料450円+税
B5判/280ページ
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 生命保険や損害保険の業務を進めるなかで起きる約款や社内規定だけでは解決できない想定外のトラブルに、保険会社、代理店、担当者はどう対処したらよいか?―
 保険実務でのトラブルを「保険募集に関わるトラブル」「保険料に関わるトラブル」「契約内容の変更・更新に関わるトラブル」「保険給付に関わるトラブル」の4つのシーンに分け、各場面でのトラブル事案を『具体的事例』(全51件)として提示し、これらの事例を素材にして保険実務で直面する問題の適切な法的対応と解決法を分かりやすく解説しています。
 さらに各『具体的事例』には、考え方の指標となる法的論点を要約して掲載し、問題のポイントが簡潔に理解できるようまとめています。なお、『具体的事例』の多くが過去の裁判例を参考にして作成してあり、実務的な解説の裏付けとして裁判所の考え方も紹介しています。
 2015年に、同じ著者により『保険実務における異例事態の法的解決指針』を発行していますが、本書は、2015年版をベースにして、内容・書名・体裁などを全面刷新してこの度刊行しました。

■本書の内容:
理論編
第1章 契約の有効性と内容
1.保険契約の成否
2.契約の絶対的な無効
3.保険契約の合意内容
4.一応は有効に成立した契約の否定
5.補論:代理と代理商
第2章 損害賠償
1.損害賠償責任の発生根拠
2.損害賠償責任が発生する可能生のある保険トラブルの主な類型
3.不法行為による損害賠償責任の発生要件
4.故意・過失による他人の権利・利益の侵害
5.因果関係
6.損害と損益相殺
7.過失相殺
8.加害者以外の責任主体
9.責任主体間の内部関係
実践編
第1章 保険募集に関わる保険トラブル
1.保険募集時の説明・表示
2.告知義務・契約前発病・被保険者同意
3.高齢者との契約締結
4.無断契約
5.借名契約(名義借り契約)
6.架空名義契約(作成契約)
第2章 保険料に関わる保険トラブル
1.保険料納付方法の案内漏れ
2.保険料の立替
3.過少な保険料の提示に基づく保険契約
4.過大な保険料の提示に基づく保険契約
第3章 契約内容変更と契約更新に関わる保険トラブル
1.契約内容変更
2.契約更新
第4章 保険給付に関わる保険トラブル
1.契約締結手続完了前の保険事故発生
2.保険給付手続における保険者側の説明誤り
3.保険金の誤払
4.賠償責任保険・
[付録・索引]
1.重要な関連法文
2.裁判例索引
3.事項索引