貨物保険の損害対応実務
著者 東京海上日動火災保険株式会社 編
出版社 保険毎日新聞社
発行日 2017年1月27日
体裁・価格 本体7500円/税込8100円/送料350円/B5判/460ページ
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 貨物保険の対象物は年々増加し、海上(航空)輸送契約も複雑化し、保険、判例、実務も変化している。本書は保険会社、商社、メーカーなどの貨物保険契約、損害査定、国際・国内流通に携わっている人々が実務を遂行するうえでの一助になるべく編集されている。


■本書の主な内容:

第1章 貨物損害サービスの基礎
1.貨物損害サービス部門の役割
2.貨物損害サービスの基本的な取組み方

第2章 貨物保険の歴史と種類
□第1節 英文約款の変遷
□第2節 和文約款の内容

第3章 貨物保険の補償内容
□第1節 保険の目的物と被保険利益
□第2節 保険価額と保険金額
□第3節 保険期間と保険区間
□第4節 包括責任主義と列挙責任主義
□第5節 因果関係
□第6節 担保危険と免責危険
1.担保危険
2.免責危険
3.付加危険
4.共同海損・救助料
5.双方過失衝突約款
6.1963年ICC
7.協会戦争約款(Institute War Clause (Cargo)
8.協会ストライキ約款(Institute Strikes Clause(Cargo))
9.和文約款

第4章 保険金の算出
□第1節 全損
1.英文保険証券における全損
2.和文保険証券における全損
3.全損の場合の損失金計算損
□第2節 分損
1.物的損害
2.損害防止費用と継搬費用
□第3節 関税
□第4節 連続損害(Successive Loss)
□第5節 重複保険
1.英法上の取扱い
2.国内法上の取扱い

第5章 損害対応の流れと必要書類
□第1節 総論_
□第2節 損害対応の流れ
1.貨物の受渡しと事故通知
2.事故通知の受付と初期対応
3.サーベイの手配
4.損害貨物の処分と損害額の協定
5.求償のための処置
□第3節 保険金の支払いと代位
1.代位
2.権利移転領収証(Subrogation Receipt)
□第4節 輸出貨物の損害対応
□第5節 共同保険金・再保険金の回収
1.共同保険金
2.再保険金
□第6節 損害立証書類
1.外航貨物海上保険の場合
2.内航貨物海上保険の場合
3.運送保険の場合

第6章 救助と共同海損
□第1節 救助
1.救助業者の選定と救助契約の締結
2.単独救助と共同救助
3.救助業者に対する担保の提供と海事先取特権
4.救助報酬の決定
5.貨物保険者の実務
□第2節 共同海損
1.共同海損とは
2.ヨーク・アントワープ規則
3.船貨不分離協定(Non-Separation Agreement)
4.共同海損清算人とGAサーベイヤー
5.貨物保険者の実務

第7章 求償
□第1節 総論
1.代位求償の意義
2.運送法制
□第2節 海上運送
1.総説
2.ヘーグ・ルールズおよびヘーグ・ヴィスビー・ルールズ
3.国際海上物品運送法
4.その他の国際条約
5.用船契約
6.船主責任制限条約
7.内航運送契約
□第3節 航空運送
1.総説
2.航空運送状
3.条約の適用範囲
4.運送人の責任
5.航空運送人への求償
6.国内航空運送
□第4節 陸上輸送
1.総説
2.道路運送
3.鉄道運送輸送
4.港湾運送
□第5節 複合運送
1.総説
2.複合運送人の責任体系
3.国際道路物品運送条約、国際鉄道物品運送条約
□第6節 求償実務上の留意点
1.総説
2.損害の立証と証拠の保全
3.担保の取得証
4.請求と訴訟
5.時効の管理
6.衝突相手船に対する求償
7.共同海損分担金・救助費用の求償

第8章 主要貨物の損害対応上の要点
□第1節 穀物・飼料・油糧種子
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態・原因
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第2節 冷凍・冷蔵貨物
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態・原因
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第3節 青果物
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態・原因
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第4節 コーヒー豆・カカオ豆
1.コーヒー豆
2.カカオ豆
□第5節 木材
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態・原因・損害対応方法
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第6節 紙、パルプ
1.紙
2.パルプ
□第7節 化学品
1.商品知識
2.物流形態
3.一般的な保険条件
4.主な損害形態と原因
5.損害対応方法
□第8節 石油
1.商品知識
2.物流形態
3.一般的な保険条件
4.主な損害形態と原因
5.損害対応方法
□第9節 鋼材
1.商品知識
2.物流実態
3.一般的な保険条件
4.主な損害形態・原因
5.損害対応方法
□第10節 自動車
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態、原因
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第11節 機械類
1.商品知識
2.物流実態
3.主な損害形態・原因
4.一般的な保険条件
5.損害対応方法
□第12節 海上コンテナ
1.商品知識
2.一般的な保険条件
3.損害対応方法

巻末資料
1.英文保険証券(MARフォーム)
2.INSTITUTE CARGO CLAUSES (A) 1/1/09
3.INSTITUTE CARGO CLAUSES (B) 1/1/09
4.INSTITUTE CARGO CLAUSES (C) 1/1/09
5.INSTITUTE CARGO CLAUSES (AIR) (excluding sendings by Post) 1/1/09
6.INSTITUTE WAR CLAUSES (CARGO) 1/1/09
7.INSTITUTE WAR CLAUSES (AIR CARGO) (excluding sendings byPost) 1/1/09
8.INSTITUTE STRIKES CLAUSES (CARGO) 1/1/09
9.INSTITUTE STRIKES CLAUSES (AIR CARGO) 1/1/09
10.英文保険証券・英文包括予定証券に付帯される主な約款
11.貨物海上保険・運送保険証券
12.貨物海上保険・運送保険普通保険約款
13.1906年英国海上保険法
14.1924年ブラッセル条約(ヘーグ・ルールズ)/1/09
15.1968年ブラッセル議定書(ヴィスビー・ルールズ)
16.1979年船荷証券改正議定書(SDR議定書)
17.1994年・2016年ヨーク・アントワープ規則